丹羽徹「文科省の教育内容『調査』 まさに『不当な介入』」
龍谷大学教授(憲法学)丹羽徹さんに聞く 「文科省の教育内容『調査』 まさに『不当な介入』」 文科省が自民党議員の照会に応じて、公立中学校での前川喜平・前事務次官の授業をめぐって教育内容にメールなどで介入した問題について、丹羽徹龍谷大学教授(憲法学)に聞きました。(聞き手・若...
「公開研究会:自民党改憲案の批判的検討」のご案内
「公開研究会:自民党改憲案の批判的検討」 民主主義科学者協会法律部会関西支部(関西民科)は、 2018年4月例会を公開研究会として開催します。 3月25日の自民党大会で提示された憲法改正案について、 ...
内閣総辞職を求める緊急サウンドデモ(京都市) 2018.3.17
2018年3月17日(土)18時より、京都市で「内閣総辞職を求める緊急サウンドデモ」が行われました。学生が中心となった「内閣総辞職を求める京都アクション」が主催し、京都市役所前から円山公園まで安倍内閣総辞職を訴えデモ行進しました。憲法ネット103のメンバーの多田一路さんが集...
「2018年春西かずさ憲法集会」のご案内
2018年春 西かずさ憲法集会 「9条が変わるとどうなるの? ~自衛隊、政治、教育…私たちの暮らし」 ◆日時…4月14日(土) 午後2時~4時 (開場;1時半) ◆会場…木更津中央公民館・大ホール ◆講師…稲 正樹さん(国際基督教大学元教員) 9条が変わるとどうなるの?...
笹川紀勝「天皇制に向き合う視点は何か―終戦の議論を参考として」
◎以下は、笹川紀勝さん(明治大学元教授、国際基督教大学名誉教授)の2.11集会での講演記録です。ご本人の許可をいただいて掲載します。どうぞご高覧下さい(2018.3.3アップ)。 「天皇制に向き合う視点は何か―終戦[1]の議論を参考として」...
□清水雅彦(日本体育大学教授)「山尾志桜里氏の憲法裁判所論も問題」(2018.3.2投稿)
山尾志桜里氏は憲法裁判所設置論も唱えています。運動をしている市民の中にもこの議論を展開する人たちがおられますが、失礼ながら、これは法律の素人的な議論だと思います。 通常裁判所が違憲審査を行う日本のような付随的違憲審査制より、憲法裁判所が違憲審査を行うドイツのような抽象的...
□清水雅彦(日本体育大学教授)「山尾志桜里氏の『立憲的改憲論』の検討」(2018.3.2投稿)
先の衆議院選挙で無所属当選後、立憲民主党の憲法調査会事務局次長及び衆議院憲法審査会立憲民主会派の委員になり、その後、立憲民主党に入党した山尾志桜里氏。当選後、積極的に「立憲的改憲論」なる憲法論を展開しています。 『神奈川新聞』2017年11月9日「時代の正体〈551〉 改憲...
*安倍9条加憲論に対する憲法研究者のスタンスのあり方―木村草太氏「9条の持論、披瀝する前に」朝日新聞2018年2月22日(あすを探る・憲法・社会欄)を題材にして
問題点1 政府の憲法解釈を欺瞞だという見解を批判している点→憲法13条を武力による自衛の根拠としているのは、大問題である。 木村見解:まず、政府解釈を確認しよう。確かに、憲法9条の文言は、「国際関係における武力行使を一切禁じている」ように見える。しかし、他方で、憲法13条は...
(あすを探る 憲法・社会)9条の持論、披露する前に 木村草太 (朝日新聞2018.2.22)を読む
“自衛隊:違憲判断=即時解体”とは井上達夫の受け売り。国民の議論すべき対立軸を“「専守防衛のための〈自衛隊〉」か「限定的な〈集団的自衛権〉の容認」か”に設定することの根拠と意味が不明(善意で解釈すれば、憲法改正国民投票を想定した反対運動での戦術論レベルの議論か?)。また、憲...
□日本を君主制国家に変質させる安倍政権?
政府方針-天皇退位・新天皇即位に伴う「9儀式を国事行為に」。 恐らく、天皇の国事行為を限定列挙した憲法7条の10号「儀式を行うこと」の具体的内容として正当化するのであろう。 しかし、新天皇即位に伴う儀式のうち、「剣璽等承継の儀(神器などの引き継ぎ-皇祖皇宗からの万世...